骨の歪み

ぎっくり腰

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、ふとした時に急に起こり、非常に強い痛みを伴います。
締め付けられるような独特な痛みがしばらく続いて動けなくなります。

また、誰でも経験する可能性があるため、その対処法について知っておくことも大切です。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は病名ではなく、その原因も一つではありません。
急に感じる強い腰の痛みを総称して「ぎっくり腰」と呼ばれています。

ぎっくり腰の主な原因

  • 1椎間板裂傷(椎間板ヘルニア)

  • 2骨盤や腰椎の関節の捻挫(骨盤・腰椎捻挫)

  • 3腰回りの靭帯の亀裂(腰椎すべり症)

  • 4関節の変性(腰椎分離症、腰椎椎間関節症)

  • 5筋肉の炎症や拘縮

これらの原因が複合して起こることが多い傾向があります。

ぎっくり腰の主な症状

  • 起き上がる時などに、急に腰に強烈な痛みが走る

  • 腰がとても重く感じる

  • 足腰の踏ん張りがきかない

  • 腰が熱っぽく感じる

  • 太ももなどに痺れを感じる

症状の程度により痛みの強さは異なります。
また、痛みを感じる日数も一定ではありません。
起き上がる際や寝返りする際になりやすく、ずっと座っているなどの同じ姿勢でもなりやすくなる傾向があります。

ぎっくり腰への当院の対応

一旦ぎっくり腰になると、痛みの再発を恐れ、身体を動かすことが怖くなります。
整骨院に行きたくても、触られて痛みが出ることを考えると躊躇してしまいます。
そのため、当院では、まずは現在の痛みを取り除くことを最優先とした施術を行っております。

ぎっくり腰の原因は多岐に渡るため、その原因を特定するための検査の段階で痛みが再発してしまうことがあります。
また、原因を特定せずにマッサージなどを始めてしまうと、それで痛みが出てしまう場合があります。
まずは、痛みを抑え、短い期間に再発しないような状態にしてから、原因の究明と本格的な施術に入るべきと考えております。

しかし、当院にお越しいただき、一時的に痛みが治まったからと言ってぎっくり腰が完治したわけではありません。
放置すると再発し、ぎっくり腰が癖になり慢性化してしまう恐れがあります。
痛みが治まった後は、しっかりとその原因を究明し改善する施術を受けることで、再発リスクを抑えることに繋がります。

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